ご飯を減らすダイエット、ちょっと待って。糖質制限がアメリカ生まれだと知っていますか?|筑紫野のピラティススタジオToku
ご飯を減らすダイエット、ちょっと待って。糖質制限がアメリカ生まれだと知っていますか?
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「ダイエットは、まずご飯を少なくすることから始めてみよう」
そう思っている方、ちょっと待ってください。
先にお伝えしてしまうと、
・糖質は、怖がって抜くより、量とバランスを整えるほうが続けやすいです。
・日本人は長いあいだ、お米が中心で、脂質が少ない食事をしてきました。
・今の糖質制限ブームは、肉や乳製品をたくさん食べる、アメリカで広まった食事法なんです。
え、そうなの?と思った方。
今日は、人類の歴史をさかのぼりながら、糖質のお話をしてみます。
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■ 糖質制限は、どこから来たの?
今の糖質制限ブームの原点といわれるのが、1972年にアメリカで出版された、アトキンス医師の本です。
アトキンス医師は心臓の専門医で、体脂肪が増えるのは、糖質を摂ったときに出るホルモン「インスリン」の影響が大きい、と考えました。
そこで勧めたのが、パンやパスタ、お米などの糖質を減らして、そのかわりに肉や卵、乳製品はしっかり食べる、という食事法です。
この方法は大ブームになり、2000年代のはじめには、アメリカで11人に1人が実践していたともいわれています。
ここで注目してほしいのが、「糖質を減らして、肉や乳製品で補う」という考え方。
これは、もともと肉や乳製品をたくさん食べてきた、欧米の食文化だからこそ成り立ちやすい方法なんですよね。
■ じゃあ、日本人は何を食べてきた?
日本の食事は、ご飯を中心に、魚、大豆、野菜、海藻を組み合わせたものでした。
たんぱく質は、魚や肉の動物性だけでなく、豆腐や納豆、みそなど、大豆や豆類の植物性からもしっかり摂ってきました。
そして、脂質が少ないのも大きな特徴です。
実際、日本人の食事で脂質が占める割合は、1960年には約10%でした。
それが2000年には、約26%にまで増えています。
戦後、パンや肉、乳製品、油を使った料理が食卓に増えていった、いわゆる「食の欧米化」ですね。
脂質をたくさん摂るようになったのは、実はここ数十年のこと。
日本人の長い食の歴史から見ると、ほんの最近の話なんです。
■ 腸の中にも、食文化の跡が残っている?
おもしろい研究があります。
ノリやワカメなどの海藻に含まれる成分を分解する腸内細菌の遺伝子を、日本人の約9割が持っていて、欧米の人ではほとんど見られなかったそうです。
何世代にもわたって食べてきたものが、お腹の中の細菌にまで表れている。
食べ物と体の関係って、本当に奥が深いんですよね。
■ 糖質を抜くと、何が起きやすい?
ご飯を抜いた分、おなかが空いて、お肉や揚げ物、チーズなどが増えてしまう。
これ、実はよくあるパターンなんです。
糖質は1gあたり約4kcal、脂質は1gあたり約9kcal。
糖質を減らしたつもりが、脂質が増えて、結果的にカロリーはあまり変わっていなかった…ということも起こりやすいんです。
最近の日本では、脂質を摂りすぎている人の割合が増えているというデータも出ています。
■ 「糖質オフ」の食品なら安心?
糖質制限まではしていなくても、「糖質オフ」「糖質カット」「ロカボ」と書かれた食品、つい手に取っていませんか?
実は、糖質を減らしたうえでおいしさを保つために、脂質が多くなっている商品もあるんです。
選ぶときは、パッケージの裏の「栄養成分表示」を見てみてください。
糖質(炭水化物)の数字だけでなく、脂質の数字もあわせてチェックするのがポイントです。
「糖質オフだから大丈夫」と思って食べていたら、実は脂質がたっぷりだった。
そんなこともあるので、表の文字だけで判断しないことが大切なんですよね。
■ どのくらい食べればいいの?
国の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、1日のエネルギーのうち、
・炭水化物は50〜65%
・脂質は20〜30%未満
が目安とされています。
つまり、エネルギーの半分以上は炭水化物から摂るのが、日本の基準なんです。
また、日本糖尿病学会は2013年に、炭水化物を極端に制限して減量を図ることは、科学的な根拠が不足していて、現時点では勧められないという提言を出しています。
糖質制限そのものが悪い、ということではありません。
大切なのは、極端に抜くのではなく、自分に合った量を知ることなんです。
■ 今日からできる、小さな工夫
・ご飯を抜く前に、量を見直してみる
「ゼロにする」より「いつもの量を知る」ほうが、ずっと続けやすいです。
・主食・主菜・副菜をそろえる
ご飯、魚や大豆のおかず、野菜や海藻のおかず。和食の基本の形です。
・裏の成分表示で、脂質もチェックする
「糖質オフ」の文字だけで選ばず、脂質の数字も見てみてください。
持病のある方や、治療中の方は、食事の内容を変える前に、必ず主治医にご相談ください。
■ Tokuの栄養アドバイス
Tokuでは、健康診断の結果(血液検査のデータ)をもとにカウンセリングを行い、目標に向けた具体的な食事のアドバイスをお伝えしています。
※健康診断の血液検査の結果をもとに、一人ひとりに合わせた栄養指導を行う資格「栄養コンシェルジュ®」保有トレーナー在籍
「何を食べるか」だけでなく、「なぜそうするのか」が分かると、食事はもっと楽しくなります。
ピラティスと食事、両方から体を整えたい方は、お気軽にご相談ください。
料金は、公式サイトの「コース・料金」ページをご覧ください。
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■ よくある質問
Q. 糖質制限は、しないほうがいいですか?
A. 一律に良い・悪いとは言えません。ただ、極端に抜く方法は、自己判断で始めないことをおすすめします。持病のある方や治療中の方は、主治医にご相談ください。
Q. ご飯を食べると太りますか?
A. ご飯だけが原因とは限りません。1日の食事全体の量や、脂質とのバランスを見ることが大切です。
Q. 「糖質オフ」の食品は選ばないほうがいいですか?
A. 選んではいけないわけではありません。裏の栄養成分表示で、糖質だけでなく脂質の量もあわせて確認してみてください。
Q. 栄養のアドバイスでは、何をしますか?
A. 健康診断の結果(血液検査データ)をもとにカウンセリングを行い、必要な栄養素を分析して、目標に向けた具体的な食事アドバイスをお伝えします。オンラインでのパーソナル栄養指導もあります。
※変化には個人差があります。
■ 参考
・厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
・日本糖尿病学会「日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言」(2013年)
・日本公衆衛生雑誌(2014年)国民栄養調査をもとにした脂肪エネルギー比率の推移
・東京大学ほか、日本人の腸内細菌に関する研究(Proceedings of the Japan Academy, Series B、2026年)
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■ スタジオ基本情報
ピラティススタジオToku
住所:福岡県筑紫野市 針摺西1丁目6-3 西村スタイルビルB 1階
(隣の天拝不動産の赤い看板が目印)
アクセス:西鉄朝倉街道駅から徒歩3分、JR天拝山駅から徒歩5分
駐車場:1台(建物の裏手)
営業時間:9:00〜21:00/定休日なし/完全予約制
■ 体験レッスンのご予約
公式LINE:https://lin.ee/5z4Cdgt
WEB予約(24時間受付):https://book.squareup.com/appointments/t46fnokv6x4jbx/location/LVPX89EG78Y4Z/services
※当日のご予約は、公式LINEで希望の時間帯をご連絡ください。
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■ この記事を書いた人
香花(きょうか)/ピラティススタジオToku代表
保健体育の教員免許、PHI Pilates認定インストラクター、NSCA-CPT、栄養コンシェルジュ®
トレーナー歴4年、年間1,000人以上のレッスン実績

